スキャンデータのインポート

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3Dモデルを作る方法として、CG、CADソフトでモデリングする手法のほかに、3Dスキャナーや写真から3Dモデルを構築する方法もあります。Fablab関内にも、3D Systems社の3DスキャナのSenseがあり人物や小さいオブジェクトスキャンのワークショップを開催したことがあります。もうひとつ期待されている手法は、写真を複数撮影して3Dメッシュのモデルを構築する手法で、Autodesk社のRecap等が有名です。大きな建築物をドローンを利用して撮影した画像を利用したり、美術館の展示物をスキャンしたデータを保管・公開されたりしています。現実空間にあるものを取り込むために、モデリングをしなくてもよいということも利点です。

今回は、既にスキャンされたデータを入手して、VR内に配置しました。Sketchfabというサイトには様々な3DメッシュのデータがOBJなどの形式で公開されています。今回は、大英博物館に所蔵されている「Horus-Falcon」のデータを利用してみます。 なにかを部屋に置いてみたスケール感をつかむといった用途がありそうです。また、一定期間しか行われない美術展示やインスタレーションのようにその空間そのものを保存したい場合に、展示物ごとにデータを保管した上でVR空間に再現すると行った活用法もあるのではないでしょうか。

*うまくいかなかった点:ファイルによってはBlenderデータ等で公開されているものがあり、そのFBXデータへの変換ではエラーが発生し、テクスチャがうまくインポートできず今回は解決できませんでした。注意点を書いたサイトを参考にしましたが、もう少し試行が必要です。

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